信州旅行の宿泊先に迷われていませんか?
山々に囲まれた静かな温泉郷の蔵造りを意匠に取り入れた城下町の奥座敷を思い起こさせる温泉旅館。
今回、美ヶ原温泉の温泉旅館「和泉屋 善兵衛」をご紹介します。
信州旅行で旅館をお探しの方はぜひご覧になってください。
基本データ
名称 | 和泉屋 善兵衛(いずみやぜんべえ) |
住所 | 〒390-0221 長野県 松本市 里山辺 451 |
TEL | 0263-32-2043 |
公式HP | https://izumiya-zenbe.com |
1.「善兵衛」の駐車場
旅館の道路を挟んだ向かい側が駐車場になっています。
宿泊者は無料です。
2.旅館の外観と玄関
蔵造りを意匠に取り入れた旅館です。
ホッとするような玄関です。
目線を先にやると、奥行きがありワクワクしてきます。
歴史のある旅館で、昭和30年頃の玄関の写真も飾られていました。
昔から愛されていた旅館なのだなぁとしみじみしました。
今回は、信州割があったので、クーポンをGET!
3.チェックイン 趣ある談話室にてウェルカムドリンク
玄関を上がって右側に談話室があります。
温かみのある素敵なお部屋です。
チェックインの手続きは、この談話室で行います。
そして、ウェルカムドリンクとしてアップルティーが置いてあります。
ゆっくりと談話室で飲むアップルティーは身体に染みて癒されます。
お洒落な食器も並んでいます。
4.こじんまりとした売店
厳選された信州のお土産が置いてあります。
アルコールなどのドリンクも売られています。
5.アメニティは必要なものを自由にもらえる
アメニティコーナーがあり、自分が必要なものを自由にもらうことが出来ます。
こういうサービスも嬉しいですよね♪
置いてあったアメニティは、以下の通りです。
- ボディタオル
- カミソリ
- 歯間ブラシ
- 足指リラックスパッド
- フェイスマスクシート
- 足ひんやりシート
- ジェルアイマスク
- シャワーキャップ
- ヘアークリップ
- ヘアゴム
6.客室までの道のりも素敵「飲泉どころ 白糸」
「飲泉どころ 白糸」という水飲み場があります。
ここに来ればいつでもお水を飲むことができます。
外との遮断がないので、開放的です。
こちらは廊下からみえる中庭の景観。ここも窓がなく、外と遮断されていません。
寒い冬や台風の日はどうなるのか少し気になりました。
夜はライトが付いて幻想的です。
廊下には、自動販売機もあります。
客室に到着すると、「〇〇様」と名前が書いてありました。
至るところにおもてなしの心を感じます。
7.客室にマッサージチェア
客室の窓際に椅子とテーブルを置いたスペース「広縁(ひろえん)」。
よく見ると、マッサージチェア。
温泉に入った後は、このマッサージチェアで身体をほぐしてあげると、よりいっそう旅の疲れも吹っ飛びそうです。
こじんまりとした綺麗なお部屋。
一見よく見る客室のようで、姿見が置いてあったり…
時計がついていたり、(旅館の客室って時計ないことが多いですよね)
あったら便利だなと思うアイテムがさりげなくあります。
手洗いにはハンドソープやハンドタオル、ドライヤーはもちろん、
綿棒、雪肌精の化粧水、乳液や男性用のQUESTも完備されていました。
8.お着き菓子で一休み
旅館のお楽しみの1つと言ったら、お着き菓子ですよね。
善兵衛のお着き菓子は、「りんどうの里」でした。
旅館のお部屋についてくるお菓子とお飲み物、いわゆる「お着き菓子」。
私は必ず着いたら旅館のお部屋で味わうと決めています。
お菓子をその場では食べずに持って帰る人もいますが、旅館のお部屋で食べるからこそより美味しく食べられると思っています。
9.温泉は内風呂の大浴場の他に予約制の露天風呂
お部屋に可愛い温泉バックがついてくるので、これにタオルや着替えを入れて持って行きます。
タオルもお部屋にハンドタオルとバスタオルが付いています。
大浴場「御殿の湯」は、24時間自由に入ることができる内湯です。
脱衣スペースもとても綺麗でした。
ハンドソープ、ティッシュ、ドライヤーしか置いていないので、化粧水、乳液などアメニティ類は自分で持って行ったほうが良さそうです。
また、3つの貸切風呂があります。
この貸切風呂は、チェックイン時に空いている貸切風呂と空いている時間を教えてもらい、そこで予約をしておきます。
貸切風呂は、入る時に受付に行き鍵をもらい、入った後にまた鍵を返しに行くスタイルです。
外の雰囲気のある通路を歩いて行きます。
今回予約したのは「木もれ日の湯」。
脱衣所もしっかりとしています。
時間制なので、身体を洗うのは大浴場で済まし、貸切風呂はゆっくりと湯船に浸かるのがベスト。
一応洗い場も付いています。
大きなヒノキの樽風呂です。
10.夕食のお料理は美味しい上にボリューミーで大満足
お食事会場は2階にあります。
全席個室になっています。赤い絨毯にカラフルなカーテン、お洒落な空間です。
お水とお茶はピッチャーで来てセルフで入れます。
お品書きは次の通り。
塩尻産ワインビネガーで乾杯 : コズミワインビネガードリンク
信州の前菜 : 菜花の胡麻和え物・筍とふきの煮物・わらびのお浸し・季節の豆腐・ふきと湯葉の含め煮
洋皿 : 鯛とサーモンのスモークサラダ
お造り : サクラマス・信州サーモン・シナノユキマス
台の物 : 信州牛陶板焼き
お刺身の他に鯛とサーモンのスモークサラダもありスタートから贅沢です。
前菜もさっぱりとして美味しいです。
食前酒も身体がシャキッとなるので嬉しいですね。
白いご飯は最初にいりますか?と聞かれ、好きなタイミングで持って来てくれます。
椀物 : お吸い物・野沢菜の揚げおやき
1番印象に残っているのがこの野沢菜の揚げおやき。なかなか食べられない1品です。
これが最高に美味しかったです。
焼き物 : 川魚の塩焼きor帆立がいと茸のグラタンor車海老の塩焼き
焼き物は3種類から選べるプランでした。
帆立貝と茸のグラタンは、具材がゴロゴロと沢山入っていて食べ応えありました。
洋風酢の物 : 季節の野菜と和牛ローストビーフ
バルサミコ酢をかけたローストビーフです。
自家製蕎麦料理 : 奥信濃原産そば粉の自家製手打ち蕎麦
お腹もいっぱいになったところで、最後に自家製の美味しそうなお蕎麦。
麺の重量は80gもあります。
とても美味しいお蕎麦ですが、最後にこの量はすごいです。満腹…。
デザート : 季節のデザート
桃のシャーベットでした。最後に口がさっぱりとして美味しかったです。
11.食事から帰るとフカフカお布団
旅館の醍醐味と言えば、温泉に浸かって身体をほぐし、美味しい料理を食べてお腹を満たした後のフカフカお布団ですよね。
バタンとお布団にダイブ。最高です。
12.爽やかな早朝は旅館周辺を散歩しよう
朝食前に少し早く起きて、善兵衛の周辺を散策してみてはどうでしょうか。
清々しい空気を吸うと、1日の始まりが気分良くなります。
力石というものがありました。
信濃の民話や山辺の民話にも見られるもので、惚れた腫れたのあらゆる願い事から迷信まで、困った人の願い事を叶えてくれる守り石だそうです。
13.朝食
朝食は、ご飯に味噌汁、卵焼き、サラダ、豆腐、焼き魚、ヨーグルトにヤクルトなどとシンプルでした。
焼き魚はニジマスです。
14.朝食後のモーニングコーヒーサービス
朝食後は、無料でモーニングコーヒーをセルフサービスで飲むことが出来ます。
談話室でゆっくりと飲むのも良し、部屋に持って帰って飲むも良し。
食器がお洒落です。
終わりに : 信州 松本に行くなら「和泉屋 善兵衛」がオススメ
和泉屋 善兵衛はお料理も美味しく、たっぷりと食べることができ、温泉も最高です。
旅館の中も昔ながらの楽しい造りになっていて、とてもワクワクします。
信州 松本へ旅行に行く際は、「和泉屋 善兵衛」に泊まってみてはいかがでしょうか。
皆さんの旅館選びの参考になれば幸いです★
コメント