静岡県の三島近辺で、食材にこだわりのある美味しいイタリアンを楽しみたいと思いませんか？
今回ご紹介するのは、食材にこだわりを持ち、素材の味を生かした美味しいイタリアンのお店「ロザート」です。
白滝公園のすぐ隣にあります。
基本データ
| 名称 | ロザート（ROSATO） |
| 住所 | 静岡県三島市芝本町5-23 |
| お問合せ | 055-916-3956 |
| 営業時間 | ランチ : 11:30-14:00 ディナー : 17:30-21:30 |
| 定休日 | 火曜日 |
| 予約可否 | 予約可 |
| 座席 | 16席 ・4人掛けテーブル×3 ・2人掛けカウンター×2 |
| 貸切 | 可（20人以下） |
| 駐車場 | 無 |
外観
ロザートは、白滝公園のすぐ隣にあるお洒落なイタリアンのお店です。
自然の緑に囲まれて、赤色のオーニングテントがとても映えています。
店内
店内はこじんまりと落ち着く雰囲気で、ジャズなどのお洒落なBGMが流れています。
座席は全部で16席。
4人がけのテーブル席が3つと、白滝公園側の窓に向いたカウンターが4席です。
店内にたくさん飾られている絵画はすべて、池田修三さんの木版画。
特徴的なタッチで可愛らしい絵です。
実は、ここのシェフ笹俣さんの父の実家が、池田修三さんの実家「池田医院」の隣だったそうで親交があったそうです。
ロザートに行ったら、壁に飾ってある絵画にも注目してみてください。
ロザートが唯一無二のイタリアンな理由
ロザートには、他のイタリアンのお店にはない唯一無二の魅力があります。
その理由を6つご紹介します。
1.日本とイタリアの融合
ロザートは、日本とイタリアの歴史や文化に敬意をはらっています。
それは、イタリア郷土料理をベースに静岡の食材を取り入れ、ここ静岡でしか味わえない料理を心がけているのだそうです。
実際に、地元のこだわり抜いた生産者の食材をたくさん使っています。
2.料理人の県知事賞「The 仕事人 of the year」に5年連続受賞
地元食材を積極的に取り入れ、静岡の食文化への貢献が評価されました。
その結果、料理人の県知事賞「The 仕事人 of the year」に5年連続受賞し、「ふじのくにマエストロシェフ」に任命されたとのこと。
3.医学的な料理の資格「メディシェフプロ」を取得
医学的なアプローチから、バランスのよい美味しいお料理を提供できる資格である「メディシェフプロ」を取得されています。
この資格の知識を活かし、健康的なメニュー開発を行い、スマートミール三つ星認証を取得しています。
4.三島唯一の「SDG’sゴールド認証」を取得
健康や環境への配慮を考えて、できるだけ無農薬の野菜を使い、地元食材を使った料理を提供するレストランとして、三島唯一、県内でも3件しかない「SDG’Sゴールド認証」を取得されています。
5.イタリアから始まるスローフード運動に賛同
スローフードとは、インスタント食品やファストフードではなく、食べ物をじっくり見直すことから、生活に豊かさをもつという運動のことです。
スローフード富士山支部の方々の食材を多く取り入れることで、地域の生産者を応援しているのだそう。
6.優秀なソムリエがいる
在日イタリア大使公認イタリアワインベストソムリエコンクールで上位に入るソムリエがいるため、お好みや料理に合わせたワインを適切な状態で提供してくれます。
人一倍努力されてきたことが伺えて素敵に思います。
メニュー
ロザートのメニューをご紹介します。
ランチコース
・おさかなピッコロコース 2,300円
・スパゲッティセット 2,300円
・食べるスープセット 1,800円
・グラタンセット 1,800円
・手打ちボロネーゼセット 2,300円
ディナーコース
・富士山スマートコース 3,800円
・ロザート スタンダードコース 4,800円
・美味らららコース 6,000円
コースの詳細はロザートの公式HPに詳しくのっています。
ドリンク
ワインリストもたくさんありました。
一品料理
デザート・食後のドリンク
「ロザート スタンダードコース」4,800円をレビュー
私が4月末に行ったときの「ロザート スタンダードコース」をレビューします。
実際の所要時間と品数は？
私は、「4,800円のロザート スタンダードコース」を事前に予約して行きました。席に着いてからお店を出るまで実際にかかった時間は、約2時間でした。
そして、コースの品数はデザート、バケットも合わせると9品です。
1.バケット
しっとりとしたバケットで、何もつけなくても美味しく食べられます。
おかわりも聞いてくれました。
2.ゼッポリーニ
ピザ生地に浜名湖産の海苔を和えて揚げたもの。
あつあつ、モチモチで想像以上に美味しいです。
3.ジェラート
アツアツの料理の次は、早くも冷たい料理が登場しました。
リコッタチーズの上に静岡の赤甘（あっかん）フルーツトマトがのっています。
赤甘トマトは、駿河湾の海洋深層水で作られた糖度の高いトマトです。
トマトとリコッタチーズを混ぜていただきます。
トマトとチーズの相性は良いですよね。口がさっぱりしました。
4.魚の前菜
魚は、ほうぼう。プリっとしててかなり美味しいです。
野菜は、無農薬野菜を使っており、赤色の花びらはナスタチウム。
海ぶどうは、沼津の廃校プール跡を利用して養殖されたもの。
贅沢な1品でした。
5.菊芋のスープ
有機農家さんの菊芋（きくいも）を使ったポタージュ。上には、同じく菊芋のチップスがのっています。
菊芋の素材の味が楽しめるとても美味しいスープです。
6.リガトーニ
カラフルなリガトーニ。
リガトーニは、表面に筋の入った太めのマカロニでショートパスタの一種です。
赤色はビーツ、緑色はほうれん草、オレンジ色は人参を練り込んでいます。
具材は、三島野菜とソーセージ。
素朴だけど味のある、お上品なパスタでした。
7.鶏肉料理
鶏肉は「富士の鶏」といって、富士宮市の養鶏場で米を食べて育った鳥です。
多くの鳥が食べているトウモロコシは、ほぼ遺伝子組換えのものであるため、それを避けて安心できる米を食べさせているとのこと。
この富士の鶏をボイルし、温泉卵をくずしてソースのように付けて食べます。
柔らかく、しっかり味もついていて美味しいです。
付け合わせは、人参、エシャロット、カリフローレ。
8.静岡茶のパンナコッタ
渋みのある静岡茶を使用することで、甘さでくどくならず、最後まで美味しく食べることができました。
大きいので食べ応えもバッチリです。
9.食後の飲み物と焼き菓子
デザートが出たのに紅茶と一緒に焼き菓子をまた出してくれました。
焼き菓子はビスコッティとフルーツトマトのマシュマロ。
ビスコッティは、「ビス」が二度、「コッティ」が「焼く」を意味するとおり、二度焼きして固くしたもの。
アーモンドやナッツ類を入れて焼き上げたビスケットのことです。
マシュマロは、フルーツトマトを使っていてクッキーを一緒に混ぜ込むため薄ピンク色をしています。
紅茶は、三島市勝又苑の無農薬の紅茶です。
コーヒーは、とても濃厚です。
ロザートのネコがデザインされたコーヒーカップに注がれます。
このロザートのイメージキャラクターである可愛いネコのイラストは、イラストレーターに描いてもらったものだそうです。
3匹の飼い猫がモデルになっているとのこと。とても可愛らしいですね。
終わりに : 「ロザート」は食材にこだわり、素材の味を生かしたイタリアン
今回は、三島周辺で食材にこだわり、素材を生かしたイタリアン「ロザート」をご紹介しました。
料理に使う食材は、安心安全を考えた地元のものを使ったこだわりのあるものばかり。
そして、調味料で味付けしてごまかすことは一切なく、素材の味が生かされたお料理です。
店内の雰囲気、そしてイタリアの郷土料理を意識したごちそうを食べていると、イタリアの地元に愛されているほっこりとしたお店で食べているようなそんな感覚を覚えます。
イタリアにトリップしたような気分で楽しめました。
シェフの方もとても気さくで感じの良い方だったので、とても良い時間を過ごせました。
皆さんの店選びの参考になれば幸いです★
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