【神奈川県 足柄下郡】愛犬と一緒に万葉公園を散策しよう!湯河原温泉街癒しの日帰り旅

旅行・アウトドア

愛犬と一緒に散策ができる自然に囲まれた場所を探していませんか?

もしそう思われていたら、休日に少し足を伸ばして湯河原温泉にある万葉公園に行ってみてはいかがでしょうか。

万葉公園は、2021年に全面リニューアルした設備がとても綺麗な自然溢れる公園です。

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基本データ

名称万葉公園(まんようこうえん)
住所【玄関テラス】
〒259-0314
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上566

【惣湯テラス】
〒259-0314
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上704 
営業時間【玄関テラス】
10:00-17:30
【惣湯テラス】
10:00-20:00
定休日【玄関テラス】
毎月 第2火曜日
【惣湯テラス】
毎週 水曜日
毎月 第2火曜日
料金【玄関テラス】
無料 ※カフェは除く

【惣湯テラス】
1.食事付き
税込5900円

 (入湯税含む/入館から5時間滞在)
 ・食事
 ・フリードリンク
   ※アルコール含む一部ドリンクは
   2杯目から別料金
・スナック
・ライブラリー
 ・館内着
 ・タオル

2.食事なし
 税込3000円

 (入湯税含む/ご入館から3時間滞在) 
 ・フリードリンク
   ※アルコール含む一部ドリンクは
   2杯目から別料金
・ライブラリー
 ・館内着
 ・タオル
駐車場有料、無料どちらも有
公式サイト駐車場MAP
ペット同伴可 ※一部エリア除く
公式HPhttps://www.yugawara.or.jp/
sightseeing/722/
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駐車場は惣湯テラス側の無料駐車場がオススメ

公式サイトの駐車場MAP

周辺の駐車場は、

惣湯テラス側 : 無料12台
・こごめの湯側 : 有料30台(100円/1h)
・玄関テラス側 : 有料12台(100円/1h)

があります。

県道75号線沿いにも何ヶ所か駐車場はありますが、万葉公園内の散策なら惣湯テラス側にある無料駐車場(12台分)がオススメです。

ペット同伴について

万葉公園の中は、ペットの同伴が可能です。

ただし、建物内各テラスのウッドデッキ(玄関テラスを除く)は不可となっています。※補助犬は同伴可能

万葉公園の散策コース(惣湯テラス側無料駐車場から回るルート)

万葉公園の入り方

惣湯テラス側無料駐車場に車を停めた場合、道路をしばらく下ります。

しばらくすると、右手に建物(トイレ)が見えます。

その手前の石畳の小道から万葉公園へと入ります。

見どころ① : 散歩随意の碑

誰が何のために建てた?

時は遡って明治時代。

この辺りは、実業家「大倉孫兵衛(おおくらまごべえ)」とその息子「大倉和親(おおくらかずちか)」親子が別荘を構え、その庭園がありました。

日清・日露戦争のとき、陸軍省が湯河原温泉を負傷軍人の温泉療養地に指定、当時の温泉旅館が分担して将兵を受け入れました。

孫兵衛は、別荘の庭園を散歩用に開放し、養生園と呼ばれました。

この時の和親が案内用に藤木川沿いにこの石碑を建立したとされています。

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大倉孫兵衛(おおくらまごべえとは…

家業の絵草紙出版の錦栄堂万屋を父から継ぎ、その後、独立して絵草紙屋・萬屋を開店し後に大倉書店大倉孫兵衛洋紙店を設立しました。

また、森村市左衛門と出会い、日本陶器(現ノリタケ)を設立しました。

大倉和親(かずちか)とは…

大倉孫兵衛の息子で、日本陶器の初代社長となりました。

最初は別の場所に建立された?

当時は、現在の万葉橋より川上に大倉別荘用の橋があり、その橋を渡る手前に石碑が建立されましたが、昭和30年に町立万葉公園となるとき現在の地に移設されました。

見どころ② : 川のせせらぎと共に瞑想に浸れる休憩所

川沿いに立つ何やらお洒落な建物が見えます。

近づいてみると、川を目の前にして木材のお洒落な囲いの中に椅子が設置されています。

自然に囲まれて、川のせせらぎを聴きながら、マイナスイオンをたっぷり浴びて瞑想に浸れるお洒落なスポットですね。

moi
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程よく壁に囲まれているので、周りの目が気にならずとても落ち着く場所です。

見どころ③ : 独歩(どっぽ)の碑

石碑に何が書かれている?

この碑に書かれているのは、明治の詩人・小説家の国木田独歩(くにきだどっぽ)著書「湯河原ゆき」の最末尾の一節です。

「湯河原の渓谷に向った時は、さながら雪深く分け入る思があった  独歩」

国木田独歩と湯河原温泉との繋がりは?

独歩は幸薄な人と言われますが、その人生に一点の光明を点じるのが、3回に及ぶ湯河原温泉保養の旅です。

ここでの体験に基づく短編小説には、「湯河原より」、「恋を恋する人」、「湯河原ゆき」、「都の友へ、B生より」などがあり、共に明るく温かいロマンがあります。

理由として、自然愛の深い独歩が敬愛した英国の詩人ワーズワースの詩の世界に湯河原渓谷が酷似していたこと、独歩の定宿の女性たちの情をこめた応対などが考えられます。

万葉公園内のトイレはとても綺麗

「独歩の碑」の先に綺麗でお洒落なトイレがあります。

見どころ④ : 惣湯テラス

惣湯テラスとは?

源泉かけ流しの温泉にサウナ、レストラン、ライブラリーを併設した施設です。

2021年8月31日にグランドオープンしました。

この施設で1日ゆっくりするという楽しみ方もありですね。

公式サイトから、予約ができます。

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今回はワンちゃんとの散策をテーマにしていますが、改めてここでゆっくりするプランも良いですね。

見どころ⑤ : 狸福(りふく)神社

惣湯テラスから折り返してしばらく歩くと赤い鳥居とたぬきの石碑が目に入ります。

いかにもパワースポットらしい空気が漂うここは、「狸福(りふく)神社」といいます。

狸福神社の由来

山間の地、この湯河原に1匹の雄狸がいました。

ある日のこと、土地の人たちが狩猟の弓で狸を傷つけてしまいました。

雄狸は、山間を流れる河原に湯の湧き出る所を見つけ、傷を癒していると、同じように足に火傷を負った雌狸が浸かりにやって来ました。 

2匹の狸は来る日も来る日も傷を癒しに通う内に恋仲になり、やがて傷も治り、晴れて夫婦になりました。

2匹はこの湯のご恩を忘れる事なく、人に化けては湯河原の温泉の素晴らしさを説き、旅人の願いを叶え、福をもたらす神の使いとなり、今でも湯を守り続けているそうです。

見どころ⑥ : 渓流とウッドデッキ

万葉公園には、千歳川が流れています。そのため万葉公園の散策は、渓流を楽しむことができるのが最大の癒しポイント。

渓流沿いに散策路があるので、マイナスイオンをたっぷり浴びながらお散歩できます。

そして、渓流沿いの所々にウッドデッキテラスがあります。

散策の途中で、少し休憩して渓流を眺めてゆっくりすることができます。

ちなみに公園内全域で、Free Wi-Fiを利用することができるので、とてもありがたいです。

見どころ⑦ : 圧巻の滝

渓流沿いには、見事な滝が2つあります。

こちらが1つ目の滝。

滝のすぐ近くまで行き、滝の迫力を間近で感じることができます。

是非ここで記念写真を1枚パシャリ。

そして、2つ目の滝。

万葉公園に来た際は、迫力ある滝からマイナスイオンをたっぷりと浴びたいですね。

見どころ⑧ : 赤い橋

緑豊かな自然の中に突如現れる真っ赤な橋。

興味をそそられます。

見どころ⑨ : トンネル「萬葉洞門(まんようどうもん)」

2つ目の滝を最後に渓流の散策路が終わり、小さなトンネルが現れます。

トンネルを潜ってみましょう。

その先にあるのは果たして…

見どころ⑩ : 万葉歌碑

石碑に何が書かれている?

この碑に書かれているのは、万葉集4500集の中でただ一首、温泉が湧き出る様が詠われたもので、湯河原温泉を詠った歌と言われています。

「足柄の 土肥の河内に出づる湯の 世にもたよらに 子ろが言はなくに」※詠み人知らず

歌の意味

足柄の土肥(湯河原の古称)の川辺に噴出する温泉の湯けむりが中高に漂い揺らぐように、あの娘は私との関係を不安げには言わなかったのに心配で…と、揺れる男の恋心を漂い消えゆく湯けむりに託して詠んだ景情一体の見事な恋歌です。

見どころ⑪ : 玄関テラス

玄関テラスは、1Fに観光案内所とカフェ、2Fにコワーキングスペースがあります。

2021年4月29日にオープンしました。

1F 観光案内所とカフェ

1Fにある本は、テラス席、公園内で自由に読むことができます

また、湯河原ゆかりのある著作は販売もしています。

フード、ドリンクはテイクアウトで、館内・公園内のテラスなど好きな場所で食べることが出来ます

メニュー

・あんバターサンド 500円
・チョコレートとくるみのスコーン 350円
・本日のスコーン 300円
・自家製アイスクリームチョコナッツ 500円
・あんバターサンドセット 900円
・チョコレートとくるみのスコーンセット 750円
・本日のスコーンセット 700円
・コーヒー(ice/hot)
Mサイズ 400円
Lサイズ 500円
・カフェラテ(ice/hot)450円
・ソイラテ(ice/hot)550円
・湯河原町産みかん100%ジュース 600円
・トロピカーナオレンジ100% 450円
・紅茶(ice/hot)400円
・ジンジャエール 400円
・ティーラテ(hot)450円
・ミルク(ice/hot)350円
・ソイミルク(ice/hot)350円
・スパークリングウォーター 300円
・ミネラルウォーター 150円
・生ビール(エビス)500円
・ワイン(白/赤)600円
・スパークリングワイン(ミニボトル1本)700円
・ノンアルコールビール(龍馬)500円
・ノンアルコールワイン(ミニボトル1本)600円

レジ横には、色々な種類のナッツが売っています。

殻付きカシューナッツとアーモンドが絶品でした。とても美味しいのでオススメです。

2F コワーキングスペース

2階のコワーキングスペースは、誰でも自由に使えるスペースです。

1Fのトイレ

洗練されたとても綺麗なトイレです。

1Fのウッドデッキ

とても広いウッドデッキにあるパラソル付きのテーブルとベンチ。これがとても感動しました。

このベンチ、触るととても温かいのです。

どんな仕組みになっているんだろう…不思議です。寒い日に行ったので、とてもほっこりしました。

ゴミ箱も設置されていました。

最近公共のゴミ箱は減りつつあるので、とてもありがたいですね。

見どころ⑫ : 足湯

誰でも自由に入れる足湯。

この足湯に浸かるだけでも、湯河原温泉に来た甲斐があります。

見どころ⑬ : 太子堂

玄関テラスから折り返して、駐車場へ戻る途中にあるのが太子堂。

聖徳太子が祀られています。

見どころ ⑭: 熊野神社

熊野神社は、お湯の神様が祀られています。

手水は温泉です。さすが温泉街ですね。

余裕があるなら湯河原温泉街も散策してみよう

もし体力と時間に余裕があるなら、湯河原温泉街の散策も楽しいですね。

お洒落なお店や、

雰囲気のあるお煎餅屋さんなど、散策し甲斐のある街並みです。

近くのご飯屋さんなら、絶品とろろ飯のお店「麦とろ童子(わらべ)」がオススメ

「麦とろ童子」は、海沿いならではの最高のロケーションと美味しいとろろ料理が楽しめるお店です。

基本データ

名称麦とろ童子(むぎとろわらべ)
住所〒413-0001
静岡県熱海市伊豆山郷清水210
お問合せ0557-88-5433
営業時間【月-金】
11:30-17:00
【土・日・祝】
11:30-20:00
定休日水曜日 ※ただし、祝日の場合は営業
座席30席
個室
駐車場
禁煙・喫煙全席喫煙可
予約不可

麦とろ童子 - 湯河原/麦とろ | 食べログ
麦とろ童子 (湯河原/麦とろ)の店舗情報は食べログでチェック! 【喫煙可】口コミや評価、写真など、ユーザーによるリアルな情報が満載です!地図や料理メニューなどの詳細情報も充実。

「麦とろ童子」の駐車場は?

店の横に3台ほど停められますが、約30m先に専用の駐車場があります。

支払いは現金のみ

支払いは現金のみです。

最近キャッシュレスが多いので、気を付けましょう。

かなりの人気店!狙い目は?

お昼時から14:00頃までは、行列ができるほど混み合う可能性が高いです。

1時間ほど待つ覚悟があれば良いですが、穴場を狙うなら15:00-16:00入店がオススメです。

待合室

基本は外で待ちますが、2組前になると待合室に通してくれます。

ここまで来れば、あともう一息です。

店内は海の見える絶景のロケーション

中に入ってビックリするのが、窓一面に広がる海の絶景。

座席は座敷のみで、テーブルはとても低いです。

ちなみに、窓にばかり目がいってしまいますが、上を見上げると天井の和傘が見事です。

素敵な店内にテンション上がりますね。

メニューは何がある?

麦とろ童子には、名物店主がいてとても面白おかしくメニューの説明をしてくれます。

メニュー

・いくらとろろ丼 3,290円
 北海道産大粒いくら 蟹汁付き
・赤のとろろ 2,080円
 とろろの中にも上にも辛子明太子 蟹汁付き
・とろろ伊太利庵 2,200円
 本格的ジェノベーゼ味 蟹汁付き
・鰻とろ 4,400円
 わさびと山椒と蟹汁のハーモニー
・梅婆さん 1,780円
 爽やかな梅の味と自然薯のコリコリ感を楽しんで 蟹汁付き
・ぶっかけ麦めし 1,865円
 とろろ丼の中に鮪のぶつ切り 蟹汁付き
・ビーとろ 2,200円
 和牛のローストビーフととろろの新しい味と蟹汁で
・雲丹とろ 3,290円
 とろろの上にうにをのせてとろろの中にもうに練って蟹汁付き

moi
moi

裏メニューもありますよ。店主から説明があります。

オススメのメニュー

オススメのメニューは、ぶっかけ麦めし

鮪ととろろとの相性が抜群で最高に美味しい上に、他のメニューに比べてお値段も手頃というコスパの良さ。

インパクトのある蟹汁と、ちょっとしたお口直しの自家製デザートもついて来ます。

終わりに : 湯河原温泉の万葉公園は愛犬と楽しめる癒しの散策スポット

湯河原温泉にある万葉公園は、2021年に全面リニューアルし、設備もとても綺麗になりました。

ほとんどのエリアでワンちゃんも同伴可能なので、愛犬を連れて渓流沿いのお散歩を楽しむことができます。

万葉公園内の文学の小径には、文学の石碑が多くあり、川のせせらぎと共に文学の世界に誘われます。

癒しを求めて、休日は湯河原温泉にある万葉公園へ訪れてみてはいかがでしょうか。

皆さんの参考になれば幸いです^^

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